トリハロメタン

トリハロメタンとは浄水器で取り除くべき物質として水道水にも含まれ、
JIS規格に指定されているものです。

 

水道水に含まれる有害物質の中では、最も有名なものとも言えます。
そして詳しくは、トリハロメタンとは単体の物質ではなく、クロロホルム、
ブロモホルムなど、4種類の物質の総称としてトリハロメタンと呼ばれます。
なお正式には「総トリハロメタン」となります。

 

お気づきだと思いますが、「クロロホルム」といえば、誰もが一度は
聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

映画等で犯罪者が使う、あの「クロロホルム」、
誘拐シーンでハンカチに含ませたクロロホルムを嗅がせ、
一瞬にして眠らせてしまう、あの物質です。

 

 実際にはクロロホルムを嗅がせても、眠ることは無いそうです(笑)。
TVや映画では嗅がせると瞬間的に気絶状態になりますが、
その濃度で人間に嗅がせたら、死んでしまう可能性が高いとのことです。

 

そしてこの総トリハロメタンですが、日本では法律で水道水に含まれる場合の
基準(水道水質基準)というものが決められています。
例えばクロロホルム=0.06mg/リットル以下 という感じで、全4種に数値が
決められています。

 

もちろん日本の水道水は、この数値以下に総トリハロメタンを抑えるよう
コントロールしていますので安全です。

 

 

トリハロメタンは発がん物質

 

確かに日本の水道水は厳しい基準値をクリアーし、一生飲み続けても
健康に影響がないと、国からの発表があります。

 

ですが総トリハロメタンは発がん性物質です。
しかも最も問題視されているのは、その毒性が子供にも及ぶ可能性が
あるということです。 こうなると話は変わってきます。

 

妊婦さんがいる場合、発がん性だけでも非常に厄介なのに、
さらに体に蓄積された分が子供にも及んでしまうなんて、一生飲み続けても〜
なんていう話は、何の意味もないのと同じことです。

 

もちろんそうはいっても、水道水に混入している総トリハロメタンは微量、
ここをどう考えるかは、やはり個人の問題となってくるのです。

 

 

総トリハロメタンはどこからくる?

 

そんな厄介な物質「総トリハロメタン」ですが、一体なぜそんなものが
水道水に混入しているのでしょう?

 

じつはこれが問題です。 問題というか、避けようがないとでも言えばいいのか?

 

総トリハロメタンが生成されるのは、なんと浄水時なのです。
水道水の場合、その原水を殺菌するために塩素を投入しますが、
総トリハロメタンはこの時点で発生します。

 

発生の過程ですが、原水中に含まれる物質に消毒剤として投入された塩素が
反応して、この総トリハロメタンを生成します。

 

ですので、水道水に混じるのは、ある意味避けられないものです。

 

 

浄水場 総トリハロメタン

 

 


ではどうするか?

 

ではどうすればいいか?ですが、もちろん最初に書いたように、
「日本の水道水に含まれる総トリハロメタンは、生涯飲みつづけても健康に
外は及ぼさない」と言うことです。

 

なので別に何もしない、という選択肢ももちろんあります。

 

ですが気持ち悪い、そんなの嫌だ、完全に害がないなんてありえるのか?と
考える方は、浄水器の使用か、飲料水を購入するか?だと思います。

 

全ては自分自身がどう考えるのか?なのです。